感染したPCを暗号化して身代金を要求するランサムウェア「WannaCrypt」の活動が活発化してきたことによる対策として、MicrosoftがWindows向けにセキュリティ更新プログラムを提供しています。
WannaCrypt攻撃はSMBサーバーに存在する脆弱性を悪用することでおこなわれるため、Windows 10に対しては無効ですが、Windows 8 / Windows XP / Windows Server 2003 / Windows SMBサーバーに対しては有効となっており、これらのOS向けにセキュリティ更新プログラムが用意されています。
また、Windows Vista以降の場合は、SMBv1を無効にすることが推奨されます。
- Microsoft Windows SMB サーバー用のセキュリティ更新プログラム (4013389)
- Windows XP, Windows 8 および Windows Server 2003 セキュリティ更新プログラム
- マルウェア対策製品を最新にする
- SMBv1 を無効にする
Source: Microsoft