Docker Desktopを利用している一部のmacOSユーザーにおいて、マルウェアの誤検出による警告を受け取って起動できなくなるという症状が報告されています。
マルウェアがブロックされました。「com.docker.vmnetd」はマルウェアが含まれているため、開かれませんでした。
macOSでは、Dockerのデーモンを起動するためにはDocker Desktopが必要不可欠となるため、このエラーにより起動できなくなるとDocker自体が使えなくなってしまいます。
このエラーの原因は、既存のインストールの一部のファイルが正しく署名されていないためで、正しく署名されたファイルをコピーすることで修正できます。回避策として提示されている手順に沿って、Terminalでコマンドを実行します。
それでも解決しない場合は、最新バージョンのDocker Desktopを再インストールして、回避策のコマンドを再実行することになります。対策済みアップデートを待つ場合は、Docker Desktop の再起動を控えて運用することになります。
一時的なエラー表示となるため、すぐに対策済みのアップデートがリリースされると思われます。対策についてや最新バージョンのダウンロードについてはDocker公式サイトをご確認ください。
Source: docker/for mac (英語)