GoogleのWebブラウザChromeにも、ジェネレーティブAI機能が試験的に導入されます。数日以内にリリースされるChrome (M121)へのアップデートからAI機能が使えるようになります。
主なAI機能としては3点あります。
- タブの整理
- テーマの作成
- 文章の書き方のサポート
タブの整理
Chrome が自動的にタブ グループを作成。旅行の計画やショッピングなどテーマ別にタブグループが自動作成されます。
テーマの作成
Google Pixel 8で導入された生成AI壁紙と同じ機能。
Chromeのサイドパネルから「テーマの変更」をクリックし、「AIで作成」で壁紙が自動生成されます。
文章の書き方のサポート
ブラウジング時のテキスト生成をサポートしてくれる機能。
Webサイトのテキストボックスやフィールドを右クリック、”Help me write” を選択します。いくつかの単語を入力すると、AIがあなたのために文章を書き始めます。
今回のアップデートは、Microsoft EdgeのBing AI改めCopilotのようなものとは別アプローチで、ブラウジングをサポートする機能に徹している印象ですが、2024年中のアップデートではマルチモータルAIのGeminiとの統合が予定されているので、そちらがAI実装として本番となります。
それまでは、Microsoft Edgeを使えばいいかなという感じですね。
Source: Google Chrome