OperaのブラウザAI「Aria」はChatGPTベース、BIng AIと使い分けよう

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OperaAI AriaAI 02

WebブラウザのOperaがアップデートされ、独自のAIチャット機能「Aria browser AI」が実装されました。

OperaはこのところAI関連の実装を急ピッチで進めていて、前回のアップデートでは「Chatsonic」をサイドメニューに搭載していました。新しく実装された「Aria AI」では、まんまChatGPTのようなやりとりができるようになります。

「Aria AI」はOpenAIのGPTをベースに、OperaのComposer AIエンジンによって強化され、Webからのライブ結果の追加などの追加機能があります。ChatGPTとの違いは明確には述べられていませんが、Webの検索機能をプラスしたのがOperaの「Aria AI」という解釈でいいでしょう。

MicrosoftのEdgeと同じような感じですね。

「Aria AI」は、無料のOperaアカウントを作成するだけで直接Operaブラウザからアクセスできます。

ChatGPTやEdgeのAIとの明確に違った部分はありませんが、普段からOperaを愛用している、またはそれぞれで別のアカウントとして運用していきたいという場合には簡単に使い分けられるので便利かもしれません。

使った印象としては、かなりシンプル。
Edgeのように代替案や追加の提案をしてこないので、まんまChatGPTのようです。

「こんにちは 今日の天気は?」という質問をしたところ、「I’m sorry, I don’t have an answer for that.(申し訳ありませんが、その質問には回答できません。)」と回答が拒否されました。EdgeのBing AIの方はワシントンの天気を検索して表示してくれましたが、処理にタイムラグが生じます。天気なんて自分で調べたほうが早いし確実なので、AIにいちいち尋ねることもないのでどうでもいいことですが、検索エンジンをからめるならBing AIの方が優秀ですね。

段落の無い雑多な文章を適当にコピペしたら、ちゃんと段落と改行を付与して読みやすくしてくれるとかそういう機能もあるので、ちょっと色々使ってみてから判断してもいいかなと思います。

Source: Opera Browser